某マンダの闘病日記~棒マンダ熱闘編~
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最近の悩みは左隣のじじいが夜中に呪文のような言語をぶつぶつ呟くのが気になり、なかなか寝かせてくれないことと
新しく右隣に入ってきたおっさんがなりふり構わず快音を鳴らして放屁してくること。きっと自宅でも嫁と娘からのけ者にされているのだろうと勝手に考えている。
また向かいのおっさんがKAAAAAAする度に、別のじじいがそれを不快に感じているらしく「きったねーよー」と小声で文句を言っているのが聞こえてきて非常に気まずい。
私の入院しているフロアは外科のフロアなので重症患者が多く、毎日廊下の方からじいさん達の切ないうめき声が聞こえてくる。
ゆえに病院にいて気分が良くなることはない 。そんな日々を送っている。
入院初日と翌日の手術の日は色々なことがありすぎて上手く記事にまとめられていなかった感があるので、3月29日午前時点の私の状況を簡潔にまとめてみる。
・最後に食事をしたのが3/27の午前中でもはや悟りを開いて空腹を感じなくなってきた
・最後に口にした飲み物はちんさんに飲まされた薬物
・私の栄養源は左腕から摂る点滴のみ
・ちんさんの日本語は非常に聞き取りづらい
・全身チューブまみれ(特に棒マンダチューブが痛みと不快感が強い)
・ちんさんに嘘をつかれて私の空腹期間が延ばされてしまっている
・麻酔がきれてきて徐々に傷口が痛み始める
・ちんさんゆるさん
だいたいこんな所だろうか。わりと(棒マンダが)危機的状況である。
幸いなことにちんさん以降の担当の看護師さんが若いお姉さんたちで助かっている。
ただ目まぐるしく担当の看護師さんが変わっていくので、一人一人と仲良くなるのは困難である。それでも我々に絶大なインパクトを与えたちんさんは相当の実力者であることは間違いない。
ではTUBEだらけの私の1日を振り返ってみよう。
■6:00:採血
またしても苦手な採血である。病院とは夏の蚊のごとく私の血液を採取する害悪組織であることを悟る。
精神状態が極限にまで達した私は、採血の際にどさくさに紛れて看護師さんのおっぱいを触ってやろうと目論み始める。(果たしてこの行為が何を生むのかと問われたら恐らく犯罪しか生まない。)
対戦相手はかたばみさん。私の大好きなメガネっ娘である。Cカップと見て間違いないだろう。無表情で淡々とした立ち振る舞いの彼女は相手にとって不足無し。
対戦よろしくお願いします!
針の刺さった私にそんな余裕はなかった。おっぱいを触るどころか自分の血液を見るのが怖くてかたばみさんの方向に目を向けることすら不可能だった。
かたばみさんは速やかに仕事を終え、ナースステーションへと消えていった。
■7:30:回診
回診とは、簡単に説明すると病棟にいる入院患者を医師が診察して回ることである。
主治医である鶴田先生も私の様子を診に来てくださった。
この先生の診察なしでは治療が次のステップへと進展することは難しいのである。
この日の回診ではなんと”少しずつ水分を飲むこと” と”自分で歩けるようであれば棒マンダTUBEの取り外し”の許可が下りたのだ。
これは大きな進展である。抱えていた大きな悩みが一度に2つも解決するのだ。
早速母にお願いして、飲み物を購入しに行ってもらうことにした。
およそ2日間ぶりの水分は心と体に染み渡っていった。
飲んだ瞬間に様々な果物のエキスとミネラルたちが私の全身を駆け巡っていくのを感じながら、至福の時を堪能していた。
今まで味わった飲み物の中で最も美味しい。この苦悩の2日間がDA・KA・RAをここまで熟成させたのである。
我々日本人はいかに普段から水に囲まれている本当に恵まれた暮らしができているか、そのことを実感するのに20年もかかってしまった。
皆さんもどうか綺麗な水が身近にたくさんある有り難さを噛みしめながら生きていってほしい。
■10:30:決戦
担当の看護師が新人のますださんに交代となった。ますださんはまだ看護師の仕事に就いて2年目らしく、時々おぼつかないような仕草もあったが非常に丁寧でいかにも新人らしい性質をもった看護師さんである。
こちらの有名強者の増田さんとよく間違われるらしいのでくれぐれも注意が必要だ!
ところで皆さんは 先程ドクターから棒マンダチューブの取り外し許可が下りたことを覚えているだろうか?
棒マンダにチューブが直接ぶっ刺さっているわけなのだが、これを誰が抜くのかというお話になってくると、それは当然その時の担当看護師の役割なのである。
つまり棒マンダチューブはますださんに抜かれるということなのだ。
まだまだ若いますださん。お互い交際していても全くおかしくはない年齢差である。そんな異性に私は男性器を見せることになるのだ。
手術中に私はふんどしのようなものをはかされていたのだがニコニコしながらそれを脱がせてくるますださん。
何故ニコニコできるのかますださん。それはきっと私のように下心からニヤニヤしているのではなく、看護師という仕事をまっとうして私を怖がらせまいとニコニコしているのだろう。白衣の天使ますださん。
そんなますださんの眼前にTUBEのぶっ刺さった棒マンダが姿を現す。
この時不思議と羞恥心よりも征服感の方が大きかった。きっと私は変態の域に達したのだろう。
しかし全く表情を変えずニコニコしながら任務を遂行しようとするますださん。
ますださん「じゃ、ちょっと気持ち悪いかもしれないけど我慢してねー!」
某マンダ「痛いんですかねーやっぱり;;どんな感じがするのでしょうか?」
わざと会話を長引かせて棒マンダを見せつけてお姉さんの顔色を伺う。
ますださん「一瞬で終わらせるんで頑張りましょう^^!」
良心が痛んだので大人しく受け入れることにした。
ますださんが特殊な器具で私の棒マンダからTUBEを抜き始める。
言葉にならない感覚が私の下半身を襲う。痛いというには安直すぎるし、何かヌルヌルと熱いものが駆け抜けていくような。男性の絶頂の瞬間の感覚にも近いと言われればそういう感じもするし、とにかく最悪だった。
ますださん「若いのにこんな経験して大変だね~^^」
と、TUBEを抜き終えて満足げなますださん。その通りだよますださん、まさか20代前半の女性にこんなことされるなんて思ってもみなかった。
優しく棒マンダを拭いてくれるますださん。
そのまま再びふんどしの様なものもはかせてくれたますださん。
その際少しはみ出てしまった棒マンダも優しく中に収めてくれたますださん。
とても面倒見のいいますださん。
ますださんありがとう。「そりゃそんなことされたらワシの棒マンダも勃つベイ!」というギャグを思いついたが、面白くなかったので私はそっと胸にしまった。
短くまとめようとしてもついつい長くなってしまうのは私の文才が欠落しているからでしょう。毎度長い文章にお付き合いさせてしまっていると思うと非常に申し訳ない。
では最後に、TLで私に対するものだと思われるツイートを見かけたのでお答えして終わりにしましょう。
Q.入院中は棒マンダの処理はどうしてるんだろう
A.病室では隣の患者の独り言やおならの音も聞こえてくるような環境なので棒マンダの処理は諦めています。